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2006 年04 月01 日

■NSRのブレーキリフレッシュ

マスターシリンダーの交換とホースの交換
ブレーキホースはPLOTのスウェッジラインを購入した。ブレーキホースの堅さがサスの動きの邪魔になるからホントはT分岐のモノがあれば良かったのだが、マスターから2本でているタイプである。(ノーマルも同じ)WEBではその辺が判断できなかったし、その分安かったのも事実だが。
メッシュの上にブラックのPVCコート、ステンフィッティングで敢えて目立たぬカラーを選択。(アルミは気をつけないと割れますよー)PLOTのは信頼性を重視した作りで実際カプチやCBXに使ってるのより全然良い。
キャリパーにホースをつけフルードを抜く。その後ホースとマスターシリンダーを取り外す。
マスターの交換はCBXと全く同じ。バネも多少へたりがでている。写真の下が新品。内部のスラッジを清掃し、シリコングリスを塗って組み込む。マスターの径も大きくWディスクの為?かリターンスプリングがかなりCBXより強い。
新しいホースに交換。取り回しはノーマルと全く同じにし、支持金物もノーマルのゴムなどを移植しそのまま使用した。仕上げに黒のスパイラルを全体に巻いたので、正直ほとんど判らなくなってしまった。フィッティングのステンが輝くのみ。
で、新しくフルードを入れるのだが、今回の様に完全に抜いてしまうと、粘度があるのでそのままでは幾らブレーキレバーを握っても全く下からは出てこない。
で、どうするかというと注射器で下から空気を吸い出すのである。真空引きの簡易版である。ピストンを引っ張っておいてニップルをゆるめるとどんどん入っていく。
ある程度出てきたら、あとは通常のエア抜きと同じ。もっとも今回はWディスクなのと、マスターの形状の関係で、完全にエアを抜くにはかなりフルードが無駄になる。
それを見越して、最初は前回の残っていたフルードを使った。ある程度エアが抜けてから、ホースに付属していた新品のフルードを注いでいく。JISのDOT4だから、中身は似たようなモンだと思うが。
とりあえずほとんど出なくなったので、終了して各部を組み直し。後日もう一度エア抜きをすることにする。NSRの場合途中でエアが貯まる形状になので、CBXのように一晩放置してもリザーバーまで完全に戻らないのがネック。
チェックを兼ねて海岸線に繰り出す。最近CBXに慣れてたせいで、ポジションがきつい〜。加速はやっぱりCBXとは異次元である
当然ブレーキのタッチはシャープになったが、滑りやすい路面や渋滞では気を遣うようになってしまった。実はホースを交換する気がなかなか起きなかった、最大の理由がそれだったのだが。ABSのカプチやCBXとは制動力も根本的に違う。
ちなみに某社ではホースの膨張率も車種で違うものを使ってたりする。スポーツ系と街乗り系では要求される性能が違うから。車ではそこまでしない。
ちなみにNSRもリアはメッシュにするつもりは全くない。足は微妙なコントロールができないのでゴムの方が扱いやすい。…CBXはドラムだから鉄パイプだけどヽ(゚∀゚)ノ060401nsrマスター


一通りチェックし、買い物にいくのにCBXに乗り換える。シールのなじみも出したいし。
で、発進して、最初のコーナーで軽くブレーキング…”カコっ”という音とともにブレーキのタッチが変化!
ボルトが膝に飛んでくる!?…これはキャリパーを止めてるボルトじゃないかっ Σ(゚Д゚)ガーン
幸い速度が低かったので、そのままリアブレーキを使って路肩に停止。
みるとキャリパーを止めてたボルトが一個飛んでた。もう一個もぐらぐら。
あ〜、昨日ちゃんと締めるの忘れてた?!
(手で締めたのは自分)(((( ;゚д゚)))アワワワワ
道路上を必死でボルトを探し、その場で再度スパナで締め直す。…あぶあぶ
ちなみにピッチングが減ったせいか、ますますブレーキの非力さが強調されるというか、ピッチングでごまかされてたというか…。

投稿者:kan
at 20 :01| バイク | コメント(0 )

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